こんにちはnanです。
MetaMask(メタマスク)ってなに?なんで必要なの?ってかどうやって使うの?
こんな疑問にお答えします。
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアムにおけるインターネット上の財布・金庫のこと。
一般的には「ウォレット」と呼ばれ、仮想通貨の管理はもちろん、イーサリアム基盤上におけるNFTの保管にも使用されています。
最近では、NFTアートやNFTゲーム、DeFiなど、イーサリアム上にて「稼げるサービス」が増えていますよね。
これらは、MetaMask(メタマスク)のサービスを必要不可欠とするため、どんどん需要が高まっています。
本記事では「MetaMask(メタマスク)」の始め方や使い方、メリット・デメリットについて解説していきます。
また、MetaMask(メタマスク)のサービスを利用する際は、コインチェックを使ってイーサリアムを送金すると簡単に手続きができますよ◎
実際に多くのユーザーがコインチェックを使って、MetaMask(メタマスク)のサービスを利用しているので、実績があり初心者にも安心です。
国内最大手の仮想通貨取引所であるコインチェックでは、今なら新規口座開設で1500円分のビットコインが必ずもらえるキャンペーンを実施中です。口座開設も無料なので、始めるならこの機会をお見逃しなく!
目次
MetaMask(メタマスク)とは?
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアム系のトークンやNFTをWeb上で一括管理できる仮想通貨ウォレットです。
近年は、NFTアートやNFTゲーム、DeFiなど、イーサリアム上のブロックチェーンサービスが増えており、そのサービスの多くがMetaMask(メタマスク)での決済や管理を必要としています。
つまり、MetaMask(メタマスク)は、イーサリアム系のサービスを利用するうえで、必須のツールだと言えるでしょう。
流行りのNFTアートやNFTゲームを利用している人はだいたい使っていますよ!
イーサリアムとは
イーサリアムとは、ブロックチェーンプラットフォームの名称であり、イーサリアム内で使用される通貨のことを「イーサ(ETH)」と呼びます。
MetaMask(メタマスク)は、Google Chromeの拡張機能を使って簡単にブラウザに追加することができる「Webウォレット」です。
加えて、スマホアプリ版も展開されているので、パソコンを持ち合わせていない出先などでも気軽に利用できます。
また、海外発のサービスではありますが、日本語にもしっかり対応しており、誰でも簡単に無料でウォレットを作成できることから、日本人にも使いやすいと評判があります。
MetaMask(メタマスク)の始め方
MetaMask(メタマスク)には、
- Web版
- スマホアプリ版
2つがあります。いつでもどこでも利用できるように、両方をインストールしておいたほうが効率いいでしょう。
MetaMask(メタマスク)の始め方【Web版】
とても簡単なので、この際にチャチャっと済ませておきましょう!
MetaMask(メタマスク)の公式サイトにアクセスしてから「Download」を選択してください。
ダウンロードページに移動した後「Cromeに追加する」を選択して、ダウンロード手続きを進めましょう。
MetaMask(メタマスク)をダウンロードできたらウォレットを作成しましょう。以下の画像にある「ウォレットの作成」を選択してください。
最後ににパスワード設定です。
注意
ウォレット作成時に設定するパスワードと、自動で割り当てられる秘密のバックアップフレーズは紛失しないよう大切に保管してください。パスワードとバックアップフレーズがわからなくなると、MetaMask(メタマスク)にアクセスできなくなり、資産を全て失うのと同じ状態になるので注意しましょう。
パスワードの設定が完了したら、MetaMask(メタマスク)の作成は完了です。
お疲れ様でした!
MetaMask(メタマスク)の始め方【スマホアプリ版】
次に、MetaMask(メタマスク)をスマホアプリで始める方法を紹介します。
iPhoneユーザーは「App Store」、Androidユーザーは「Google Play」にアクセスしましょう。
その後「MetaMask」とキーワード検索をして、アプリのインストールを行ってください。
インストールできたら、まず「パスワードの作成」です。
Web版のとき同様、ここで設定するパスワードは、仮想通貨を管理する上で非常に大切なので忘れないようにメモなどを残しておきましょう。
パスワードの設定が完了したら、続いては「シードフレーズの設定」です。
「シードフレーズ」とは、アカウントを復元させるのに必要なものです。
シードフレーズの設定が完了したら、登録完了です。スマホアプリでMetaMask(メタマスク)を利用できるようになります!
また、事前にブラウザでウォレットを作成している場合は、パスワードを使ってスマホアプリからアクセスできるように設定できますよ。
MetaMask(メタマスク)の使い方
MetaMask(メタマスク)を使う手順は、以下の通りです。
- コインチェックの口座開設
- イーサリアム(ETH)を購入
- MetaMask(メタマスク)へ送金
- 各種サービスへ送金
詳しくチェックしていきましょう。
手順①:コインチェックの口座開設
まずは、コインチェックで口座開設をしましょう。
仮想通貨取引所には、海外と国内のサービスがありますが、海外の取引所はハッキングのリスクや突然の不具合など、トラブルの可能性が高いのであまりおすすめできません。
イーサリアム系のサービスを使うなら、国内No.1ダウンロード数を誇るコインチェックが最もオススメです。
みんな使っているサービスを使っておけば、調べるときに情報も多くて安心感がありますよね。
完全無料かつ最短5分でサクっと開設できるので、面倒は早めに済ませておきましょう。
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手順②:イーサリアム(ETH)を購入
続いて、コインチェックの口座開設が完了したら、仮想通貨の「イーサリアム(ETH)」を購入しましょう。
イーサリアム(ETH)を購入するためには、まずコインチェックへ日本円を入金する必要があります。
手順は以下を参考にしてください。
ホーム画面
↓
ウォレットを選択
↓
日本円を選択(法定通貨)
↓
入金を選択
↓
入金方法を選択
また、入金方法については「コインチェックで仮想通貨を買う方法」にてさらに細く解説しているので、分かりづらく感じた方は参考にしてください。
日本円を入金したら、円をイーサリアム(ETH)に換えましょう。
以下の画像のとおり、コインチェックのアプリで画面下一番左の「販売所」をタップします。
すると画像のようにチャートと銘柄の一覧が表示されます。確認できたら表示されている「イーサリアム(ETH)」を選択してください。
次に、画面右下の「購入」をタップします。
その後、購入画面に移ります。
購入したいイーサリアム(ETH)の金額を入力して「日本円でイーサリアムを購入」を選択すると購入完了です。
手順③:MetaMask(メタマスク)へ送金
続いては、コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMask(メタマスク)へ送金しましょう。
まずは、MetaMask(メタマスク)を開き、以下の画像にある赤枠部分をコピーしてください。
※アカウントにカーソルを合わせると「クリップボードにコピー」と表示されるので、それをクリックしてもOKです
次に、コインチェックに移動して「コインの送金」または「暗号資産の送金」を選択してください。
その後「Ethereumを送る」→「送金先リストの編集」の順番で手続きを進めてください
そして、先ほどMetaMask(メタマスク)でコピーしたアドレスをペーストして、送金したいイーサリアム(ETH)の金額を入力して送金を行います。
送金時は、アドレスを間違えないように注意して送金を行いましょう。アドレスを間違えてしまうと、送金したイーサリアムは戻ってきません。
イーサリアム(ETH)の送金には、約3分〜5分ほど要しますので、しばらく待ってから入金されたことを確認しましょう。
手順④:各種サービスへ送金
MetaMask(メタマスク)にイーサリアムを送金できたら、各種サービスにウォレットを連携していきましょう。
サービスと連携できたら、使い方はすべてOKです!
以下の記事では、多くの人が利用するであろう「OpenSea(オープンシー)」との連携方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→OpenSea(オープンシー)とは?始め方や購入・販売方法を解説│メリット・デメリットも紹介!
MetaMask(メタマスク)は、OpenSea(オープンシー)以外にも、さまざまなイーサリアム系のサービスで利用できるので、利便性も抜群ですよ。
MetaMask(メタマスク)のメリット
MetaMask(メタマスク)の特徴・メリットは以下です。
- イーサリアム系の仮想通貨とNFTをまとめて管理できる
- さまざまなサービスと連携できる
- ガス代(手数料)を調整できる
- 仮想通貨のスワップができる
- 誰でも無料で利用できる
それぞれ解説していきます。
イーサリアム系の仮想通貨とNFTをまとめて管理できる
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアムのブロックチェーン技術を利用して作られている仮想通貨ウォレットのため、主にイーサリアム系の仮想通貨やNFTの保管・管理が可能です。
イーサリアム系のサービス使うからメタマスクは必須ですよ!
MetaMask(メタマスク)では、イーサリアムをはじめ、ERCトークン、Polygon、BSC規格のトークン、Avalancheなど、1つのウォレットですべて管理・保管ができます。
また、複数のウォレットを作成できるため、用途ごとにウォレットの使い分けもOK。
他のウォレットでは、トークンごとに別のアドレスが必要なこともあるため、まとめて管理できることもMetaMask(メタマスク)のメリットだと言えるでしょう。
さまざまなサービスと連携できる
MetaMask(メタマスク)は、NFTアートやNFTゲーム、DeFiサービスなど、イーサリアムブロックチェーン上に作成された、さまざまなプラットフォームと連携可能です。
要は、NFTアートやNFTゲームなどのブロックチェーンサービスを利用する際でも、新しく会員登録や手続きをする必要がありません。
あなたが持っている仮想通貨ウォレット(メタマスク)を連携してサービスを利用できるということ。
また、それぞれコンテンツで使用する仮想通貨を、MetaMask(メタマスク)に送金しておくことで、プラットフォーム内での取引にも使用できます。
さらに、コンテンツ内でNFTを入手した場合は、NFTの保管場所としてもMetaMask(メタマスク)を使用できます。
MetaMask(メタマスク)は、NFTゲームをはじめ、ほとんどのNFT関連コンテンツに対応しているため、より多くのコンテンツを楽しみたい方には必須のツールだと言えるでしょう。
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ガス代(手数料)を調整できる
イーサリアム系の仮想通貨を取引する際には、手数料(ガス代)を必要とするのがネックですよね…
ただ、MetaMask(メタマスク)には手数料を自由に設定できるメリットがあります!
MetaMask(メタマスク)の手数料とは、イーサリアムブロックチェーン上で通貨やNFTを送受信する際に発生する「ガス代」と呼ばれるもの。
イーサリアムでは、1秒間に処理できる承認量が決まっているため、上限を超えた場合、より多くの手数料を払った人が優先的に処理される仕組みがあります。
この仕組みを使うことで、送金速度を遅らせてガス代を安く抑えたり、高めにガス代を支払うことで優先的に取引を処理してもらうことも可能。
手数料の目安は以下のとおりです。
メモ
- 低速:20Gwei
- 平均:22Gwei
- 高速:26Gwei
※Gweiはガス代の単位「1Gwei=0.000000001ETH」
仮想通貨のスワップができる
MetaMask(メタマスク)では、トークンのスワップが可能になっています。
トークンスワップとは
トークンのスワップとは、メインネットへ仮想通貨を移行する際にトークンを交換すること
これにより、国内取引所に上場してない仮想通貨の銘柄を簡単に交換できます。※マイナーコインなど
要は、いちいち海外の仮想通貨取引所の口座開設をしなくてもOKだということ。
スワップの手数料はかかりますが、仮想通貨を送金する際にかかる手数料を考えれば安く取引できる仮想通貨も存在するので、大きなメリットの一つだと言えるでしょう。
誰でも無料で利用できる
MetaMask(メタマスク)は、オンラインデータ上ですべてを管理するので、専用ツールを購入する必要もなく、登録から利用まですべて無料。
他のウォレットでは、初期費用で1万円程度を必要とするサービスもあるので、浮いたお金で仮想通貨を購入できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
また、MetaMask(メタマスク)は、AndroidとiOSに対応したスマホアプリがあります。
ブラウザの拡張機能で使う場合が多いですが、スマホアプリに対応することで、いつでもどこでもウォレットになっています。
誰でも簡単に利用できる「MetaMask(メタマスク)」は初心者にも使いやすく、はじめて利用する仮想通貨ウォレットに最適だと言えるでしょう。
MetaMask(メタマスク)のデメリット
デメリットは以下です。
- 互換性が限られている
- ハッキングのリスクがある
- 対応ブラウザが限られている
それぞれ解説していきます。
互換性が限られている
MetaMask(メタマスク)には、イーサリアム系以外のブロックチェーンとの互換性がありません。
互換性のあるブロックチェーンは以下です。
要チェック
- イーサリアム
- BSC
- Polygon
- Fantom
- Avalanche
- Harmony
これらのブロックチェーンは、MetaMask(メタマスク)にて取り扱い可能ですが、ビットコインやリップルなど、他の仮想通貨への互換性はないので注意しましょう。
MetaMask(メタマスク)で利用できるブロックチェーンも徐々に増えてきていますが、仮想通貨の中で最も流通量の多いビットコインのブロックチェーンに対応していないのは少し残念。
あくまでもMetaMask(メタマスク)は、イーサリアムとイーサリアムブロックチェーン上のみをサポート・連携しているため、通貨によっては別のウォレットが必要になることがあります。
ブロックチェーンに縛られず、すべてを1つのウォレットでまとめたい方にとってはデメリットだと言えるでしょう。
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ハッキングのリスクがある
MetaMask(メタマスク)は、インターネットのデータ上にて通貨を管理しているので、ハッキングのリスクがゼロとは言い切れません。
あなたの資産がいきなり消えてしまう可能性だってないとは言えません。
実際、2020年12月にMetaMask(メタマスク)がハッキング被害に遭い、8億円相当の仮想通貨が盗まれる事件がありました。
また、2021年4月にも、DeFiプロジェクトのウォレットから80億円相当の仮想通貨が盗まれるという事件が起きました。
このようなことから、MetaMask(メタマスク)と他のサービスを連携させる際は、信用できるサービスなのか徹底的に調べておくことをオススメします。
もちろん、パスワード等の個人情報も厳重に管理してください。
対応ブラウザが限られている
MetaMask(メタマスク)では、利用できるブラウザが少ない点もデメリットでしょう。
対応しているブラウザは次の4つ。
- Google Chrome
- FireFox
- Opera
- Brave
Google Chromeさえ使えれば十分かな?とも思います!
ただ、普段から上記4つ以外のブラウザを使用している方にとってはデメリットだと言えるでしょう。
まとめ
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアム系のサービスを利用するのであれば、必要不可欠のツールだと言えます。
NFTアートはもちろん、最近増々盛り上がりを見せるNFTゲームで遊ぶにしても、MetaMask(メタマスク)を使うとより効率的になります。
NFTゲームで獲得したキャラクターやアイテムなど、他のユーザーと取引したい際にメタマスクを利用すれば、スムーズかつ正確なやり取りが行なえますよ◎
また、MetaMask(メタマスク)は、今後独自トークンを発行すると発表しており、今のうちに利用しておけば、リリース時にトークンがプレゼントされる可能性もあります。
どうせ利用するなら、なるべく早めの方がお得だということ。
ぜひ本記事を参考にして、MetaMask(メタマスク)を使いこなしてみてくださいね!
今回は以上です。