こんにちわnaaaaanです。
突然ですが皆さん"世界の平均年収"って気になりません?
外国からは「日本は裕福だ」、「発展してるから金がある」って言われがちです。
日本にはかつて「高度経済成長期」や「バブル」といった時代があり、世界的にもトップクラスの経済大国でした。
しかしそれは過去の栄光です。現在の日本はどうなのでしょうか。
そこで今回は「果たして日本人は本当にお金持ちなのか?」というのを調べるために、世界各国と日本の給料を比べてみました。
また、当記事は※OECD(経済協力開発機構)のデータを基に作成しています。
それではいきましょう〜
目次
▼ 世界の平均年収
ここでは、欧州の国々を中心に35か国から構成されているOECD(経済協力開発機構)が発表しているデータを参考にします。
まず思うこと。日本の順位かなり低くないですか?
そして1位のルクセンブルク。
我々日本人からするとあまりイメージが沸かない国ですよね。聞いたことがない人もいるかも。
68,681USDは日本円(1ドル105円で計算)にすると約720万円。
年収720万円ってすごくないですか?しかも「平均年収」です。うらやましい
結果として、ヨーロッパ(特に北欧)の国々は総じて年収の高い傾向にあるようです。
私自身「スイス」への渡航歴がありますが、その物価の高さに驚かせれました。
日本人の我々ですら「高っ!」と思うんだからそうですよね。そりゃ所得あるわ。
一方で、最下位はメキシコの17,594USDでした。
日本との比較
日本の平均年収は、38,617USD(約400万円)でした。
OECD加盟国35カ国中24位という結果。まあ低いですね。
世界と比べると全然裕福ではないし、ルクセンブルクやアイスランドとは約半分も違うとは知らなかったです。
そしてお隣「韓国よりも低い」という結果。大ピンチJAPAN!?
ちなみに、国税庁が発表した平均年収統計では436万円と少し高い発表でした。
また、ヨーロッパ諸国を中心として主に先進国で構成されているOECD加盟国全体の平均年収は、48,587USD(約510万円)です。※棒グラフ参照
日本は平均よりも低いのです。
先進国で見たときの日本の平均年収はそれ程高くないのが現状のようです。
▼ 日本の順位は年々下がってる
2018年に公表されていた日本の平均年収は40,573USD(約425万円)でOECD加盟国の中で19位でしたが、今回発表の平均年収の順位は35カ国中24位と、順位を5つ落としている現状です。
また、過去の平均年収データを参考に比べてみると、日本の平均年収はOECD各国のデータが揃った最初の年である1996年には13位。
2000年には15位でしたが、年々順位が下がっています。
▼ 男女の収入格差
続いては「男女の収入格差」を見ていきます。
世界ではどれだけ違うのでしょうか。
日本では、男性を合わせた全体の収入と女性の収入差が23.5%と、データの中で2番目に男女の収入格差が大きい国となっています。
収入格差の大きな国ワースト1位は韓国の32.5%でした。
2位は日本の23.5%、3位はイスラエルの22.7%という結果に。
逆に男女の収入の差が少ない国第1位はコスタリカの4.0%。
2位はコロンビアの4.2%、3位はベルギーの4.5%という結果になりました。
男女の収入格差には、様々な社会的な背景が影響してきます。
日本では終身雇用制の企業が多く、出産等もあり、女性の正社員率が少ない、女性の管理職が少ない、「男性が働き女性は家庭に入る」という文化があります。
これらが影響してこの結果に繋がっていると言えるでしょう。
▼ まとめ : 先進国の中では低い「日本人」の平均年収
少し驚きと言いますか、「そうだったの?」という結果になりました。
正直わたし自身、日本は裕福だからどんなランキング(推移)でも上位に位置してるだろうと思っていました。
全然そんなことなかったですね。
結論として、、、。
・日本の平均年収は35カ国中24位。そして平均年収以下。
・日本の平均年収は年々下がっている。
・日本の男女収入格差は世界第2位。
これから先の日本はどうなっていくんでしょうかね。
今回は以上になります。
この記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
また別記事でお会いしましょう。